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韓国で居住ビザを取得しました!条件や申請までの体験談をご紹介!

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こんにちは!
筆者のhaeri(@baelee1010)です。
韓国在住6年目。
マーケティングや日本語、韓国語講師をしている韓国フリーターです。
韓国でのリアルな生活、お得な節約情報をお届けしています。

 

私は現在韓国に居住ビザで滞在しています。

まず居住ビザって何?という方も多いと思います。

これは名の通り韓国で自由に住むことができる理想のビザなんです!

 

韓国の居住ビザとは何か、どうしたら取得できるのか、申請はどのように行なったかなどの体験談をもとにご紹介していこうと思います。

 

 

韓国の居住ビザ(F-2)とは

 

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永住権を取得するための通り道と言われる居住ビザ(F-2)。

既に3年以上韓国に住んでいる外国人が申請対象です。

今日本にいる方や韓国に住んでから3年以上経ってない方は居住ビザを申請することができません。

 

しかし居住ビザさえあれば、職業、学業など韓国で自由に居住することができます!(ビザの種類により一部制限される場合も有)

就労ビザは仕事を辞めたらビザが無効になってしまいますが、居住ビザはその心配がないのです。

そのため韓国にて就労ビザで滞在している外国人にとっては絶対取りたい理想のビザだというわけです!

 

この居住ビザの内、韓国と何ら関係がなくただただ韓国に住んでいる私のような日本人(外国人)の場合、取得できるのはF-2-7というもの。

実は居住ビザにも色々な種類があるんですが、F-2-7以外は難民申請をした人や、韓国人の親を持つ外国人の子どもなどのためのビザが多いので、大体の外国人はf-2-7を取得する形になります。

 

私は現在F-2-7を取得し滞在しているので、こちらについてご紹介したいと思います。

※以下の内容は変更される場合があります。正確な情報は1345にて確認してください。

 

居住ビザ(F-2-7)について

 

F-2-7は点数制で取得可能な居住ビザ。

年齢や学歴などで計算し、80点以上であれば取得が可能です。(点数表はhikoreaサイトのマニュアルに載っています。)  

基本1年未満の滞在期間が付与され、年俸が高いほど付与される滞在期間が長くなります。

 

居住ビザ(F-2-7)の申請条件

滞在年数条件 

 

E-1 ~ E-5, E-7, D-5, D-6, D-7, D-8, D-9, E-6

の資格を持って、韓国に3年以上滞在した場合、F-2-7を申請する資格が得られます。

また韓国の大学院を出た方は、D-2, D-10にて3年以上滞在していれば申請が可能だそうです。

 

評価項目の点数条件

 

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※2021.06.06現在

 

評価項目の表は上記の通りです。

各項目の最高得点を表しています。

 

  • 年齢
  • 学力
  • 韓国語能力
  • 年間所得
  • 加点項目(韓国優秀大学卒業など)

 

このような項目により点数が評価され、80点以上の場合申請条件を満たすことができます。

また総合点数によって、点数が高ければ高いほど滞在期間が長くなります。

 

上の点数表をパッと見ても分かるように、年間所得が一番大きい部分を占めています。

つまり居住ビザは年間所得が重要視されているということ。

仕事を辞められるからといって、仕事をしないで過ごしていると次の延長ができなくなります( ˙▿˙ ; )

 

私が居住ビザの点数のためにしたこと

 

私のように韓国の大学を卒業したばかりの方であれば、80点を超すには「社会統合プログラム」という国が行っている授業を受ける必要がある方がほとんどかと思います。

このプログラムを5段階まで履修することで+10点、5段階の最終テストまで合格すると+20点で合計30点も取得できるので、もし将来韓国に長期滞在するつもりなら、まだ大学生であっても履修しておくだけ損はないと思います!

 

また社会統合プログラムは受けておくと永住権を取る時にかなり楽になるので、時間のある内に受けておくことをおすすめします。

私は会社に通いながら週末にオフラインで講義を受けたので、かなり苦労しました。

社会統合プログラムについては以下の記事にまとめてあるのでチェックしてみてください。

 

haeri.hatenablog.com

 

居住ビザ(F-2-7)申請

 

居住ビザを新規申請した時の必要書類と許可までの期間、そして居住ビザを延長した時の書類と期間をご紹介します。

 

※下記はあくまでも私の経験であり、時期や人により必要書類の内容や許可までの期間は変わってくる場合があるので、詳しくは1345へお問い合わせください。

 

居住ビザ新規申請

新規申請必要書類

自分で準備したもの

 

  1. 統合申請書(hikoreaダウンロード)
  2. パスポートおよび外国人登録証
  3. パスポート用の証明写真1枚
  4. 手数料 13万ウォン
  5. 学位記(原本+コピー)
  6. 韓国語能力証明書類(TOPIKまたは社会統合プログラム修了証書)
  7. 家の契約書(本人名義※)
  8. 所得金額証明(홈택스で発行可能)

 

※本人名義でない家に住んでる方は、その家の名義人の身分証明書、家の契約書、居住・宿所提供確認書などが必要です。(詳しくは1345に確認)

 

会社に準備してもらったもの

 

  1. 所得証明書類(근로소득원천징수영수증/원본대조필)
  2. 雇用契約書(原本+コピー)
  3. 納税証明書
  4. 雇用保険加入署名簿
  5. 事業者登録証コピー
  6. 納付内訳証明
  7. 부가가치세 과세표준증명

 

基本的に必要な書類の他に自分の点数に合わせた書類が必要です。

 

また出入国にて申請する際に点数表を持ってこなかったか聞かれ、持ってないというと必要なんだけど...と言いながら後ろの方から書類を持ってきて、その場で点数表を作成してくれました。

点数表については「체류업무 자격별 안내」のマニュアルに載っているので、コピーして点数を記入すれば良さそうです。(2021.06.06現在)

 

居住ビザ新規取得までの期間

 

2020年7月14日 出入国事務所で申請。

↓ 9日後

2020年7月23日 居住ビザ承認(連絡無し)

↓ 7日後

2020年7月30日 外国人登録証受取

 

コロナの影響で1カ月ほどかかると聞いていましたが、

私の場合は2週間ちょっとで登録証まで届きました!

ビザは承認されても連絡が来なく、ふと気になってハイコリアのサイトを見たときにはすでに承認されてて驚きました!

 

ただ滞在可能期間は年収の影響で1年だけでした。

最近年収に対する評価が厳しくなっており、どんどん一度に許可される期間も短くなっているので、できるのならなるべく早く申請することをオススメします。

 

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居住ビザ延長申請

延長申請時必要書類

 

  1. パスポート・外国人登録証・手数料(6万₩)
  2. 統合申請書
  3. 滞在地証明書
  4. 居住宿舎提供確認証(家が自分名義じゃない場合)
  5. 家の名義人の身分証コピー(家が自分名義じゃない場合)
  6. 現職証明書類:雇用契約書・在職証明書等
  7. 所得金額証明(税務省発行)
  8. 外国人職業及び年間所得金額申告書<NEW>
  9. 点数表(マニュアルの表をコピー)

 

以下点数のための書類

  1. 学位証
  2. TOPIK成績証

 

居住ビザ延長時の許可までの期間

 

約10日後にHikoreaで確認した時には、すでに延長されている状態でした。

申請時に言われたとおり、1年延長となり指定された受取日にもう一度出入国事務所に行って外国人登録証を受け取りました。 

延長の時は外国人登録証の郵送ができないそうです!

 

私の点数ではもともと1年以下の延長しかできないとマニュアルにあったのですが、なぜか今回は1年いただけました。

 

居住ビザを取らなければならない理由

 

  • 職業、学業を自由にすることができる
  • 会社を辞めてもビザが無くならない
  • 永住権を取りやすくなる
  • フリーランスも可能
  • 点数が高いほど滞在できる期間が長くなる

 

韓国の居住ビザ(F-2)で一番いい点は職業に制限がないこと。

就労ビザ(E-7)は職種まで制限されてしまいますが、居住ビザならアルバイトやフリーランスも可能です!

韓国で自由に居住できる永住権と結婚ビザの次に、自由なビザであると言えます。

フリーランスビザがない韓国で、フリーランスができるビザというのはかなり魅力的です。

ただし収入がないと延長が難しくなってしまうので、収入だけ確保しておけば安全に韓国で長期滞在が可能です!

 

なるべく早く居住ビザを取得すること

 

haeri.hatenablog.com

 

以前就労ビザについて、取得が難しくなったという記事を書きました。

このように韓国ではすごく早いペースでどんどん韓国に滞在できるビザの条件が厳しくなっています。

どのビザでも同じ状況で、年に1度は大体改正されると思っていていいと思います。

 

居住ビザも2020年までは就労ビザなどで1年以上滞在していて、点数を満たしていれば申請が可能でした。

ただこれが2021年には3年以上滞在していないと申請すらできなくなってしまい、所得条件もかなり厳しくなっています。

 

もし条件を満たしているのであれば、すぐにでも居住ビザに変更することをおすすめします!

 

まとめ:韓国居住ビザを取得しよう!

 

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韓国の居住ビザについて私の実際の体験談を交えてご紹介しました。

いかがだったでしょうか?

韓国に就労ビザで滞在されている方は3年後、すぐ居住ビザに変更することをおすすめします!

そのためにぜひ事前に社会統合プログラムなどを準備しておいてください。

 

業種の制限がなく、どんなお仕事もできるので就労ビザよりも断然自由なビザ! 

また退職してもビザの心配がなくそのまま滞在することができ、永住権を取るための第一歩となるので、取れるものならなるべく早く取っておきたいビザです。 

 

私も就労ビザの時は職に縛られる生活で、仕事を辞めたら韓国にいることが難しくなるかもしれないという圧迫感、そして自分がやりたい仕事に就けない不自由さが嫌でした。

そのため条件を満たした時、すぐに居住ビザの申請をしました。

居住ビザは実際に取得が難しいと聞いていたので緊張しましたが、なんとか取れて一安心です。

 

外国に住むために一番大事なのはビザです。

とても大変で面倒ですが、外国人としてなるべく自由に生きるために頑張りましょう!(笑)

 

このブログではビザや就職についてはもちろん、韓国で生活するためにお得な情報や私の実際の生活費も公開しています!

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