こんにちは!
筆者のhaeri(@baelee1010)です。
韓国在住6年目。
マーケティングや日本語、韓国語講師をしている韓国フリーターです。
韓国でのリアルな生活、お得な節約情報をお届けしています。
韓国でビザを取ることが簡単ではないことはご存知だと思います。
ビザの制度は数か月ごとに変わり、どんどん難しくなっています。
今回は韓国で働くために必要な就労ビザの取得が難しくなったワケについてお話したいと思います。
就労ビザが難しくなったワケ
就労ビザを取るための条件に、「1人当たりの国民総所得の0.8倍以上の給料をもらわないといけない」という条件が2019年末に追加されました。
この国民総所得というのが、常に変化し、大体は上昇傾向にあるという点でとても厄介なんです。
国民総所得とは
国民総所得(GNI)とはある国の国民が国内外で生産活動に参加したり、生産に必要な資金を提供した代償に受ける所得の合計です。[ネイバー知識百科引用]
1年に2回、3月と10月に更新されます。
国民総所得は例年上昇傾向にあり、更新される度に外国人のビザが取れる給料のデッドラインが上がり、ビザを取ることが難しくなっていくということです。
就労ビザを取得できる実際の給与
2020年4月12日現在の1人当たりの国民総所得は3735万6千ウォン。
その0.8倍であるため最低月249万ウォン以上の所得が必要となります。(2020年4月現在)
※この給与額は手取り額ではなく月給です。
これ以上の所得がもらえない場合は就労ビザを取得できないということです!
(書類上のみ最低額に合わせて実際はその所得をもらえないという会社もあるようですが、そのような会社は信用できないので、できれば避けた方がいいと思います...)
ただしこの給与額は国民総所得が変化するたびに一緒に変化するので、正確な数値は国民総所得を検索して計算してみてください。
韓国新卒採用のお給料の現実
実際に新卒で上記の給与額をもらえてる人がどのくらいいるかというと、半々くらいです。(個人的な見解)
大手や中堅企業までは大丈夫ですが、中小企業やスタートアップ企業になるとなかなかそのお給与に合わせてくれるところは多くないのが現状です。
会社側もビザについて全く知らない状態で募集をしていることも多いので、面接の際にビザについてしっかり確認することが大事です。
私も就活している時は、ビザについて全く知らない会社や、給与をビザの条件に合わせられないところもありビザの条件に合わせてくれる会社を見つけるのにかなり苦労しましたTT
まとめ
いかがだったでしょうか?
就労ビザ(E-7)を取ろうとしている方は、3月と10月には国民総所得を確認することが必須ということですね...。
またどんどん上がっている傾向にあるので、できれば国民総所得更新前にビザの申請をおすすめします。
(友達は230万だと思ったら245万に変わっていて苦労したと言っていました...)
私は次のビザ更新時にどうなるんだろうか...(((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
国民の就職場所を守るのはいいことだと思うのですが、住んでる外国人の身としてはどんどん就職が難しくなっていくので大変です。
就労ビザを取ろうとしている方、就労ビザで働いている方、頑張りましょう(T-T)人(T-T)
就労ビザについてはこちらの記事も参考にしてください!
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— ヘリhaeri@韓国生活ブロガー (@baelee1010) April 9, 2020