こんにちは！
筆者のhaeri(＠baelee1010)です。
韓国在住6年目。
マーケティングや日本語、韓国語講師をしている韓国フリーターです。
韓国でのリアルな生活、お得な節約情報をお届けしています。
皆さん全州と言ったら何を思い浮かべますか？
いろいろありますが、やはり韓屋村が一番有名かと思います！
今回はそんな全州の韓屋村にある、近代韓国の歴史を見て体験できる全州乱場についてご紹介します。
全州乱場の基本情報
住所：全羅北道全州市完山区銀杏路13
営業時間：10:00~19:30(曜日によって異なる)
入場料：成人ネット予約 6,500w
全州乱場の見どころ
全州乱場は1970〜80年代の当時の様子や、使われていたものを見ることができる博物館です。
ここはある個人が25年間集めたコレクションをもとに、4年間の工事を経て誕生させたといいます。
コレクションはなんと7万点以上あり、実際に使用されていた近代の産物など、貴重なものがたくさん揃っています！
「全州乱場」という博物館の名前のようにすごくたくさんのものがギュッと詰まっていて、まさに乱場です（笑）
韓国では最近ニュートロ(NEW+レトロ)が流行っていて、この博物館がより注目されています。
場所も全州で有名な韓屋村の中にあり、全州旅行に行ったらぜひ寄っていただきたい場所です！
全州乱場レビュー・口コミ
入口
こちらの看板が入り口の目印。
ブログの初めに載せた入口のような写真は出口です（笑）
入口でなかなか怖いミッキーがお出迎えしてくれました。
チケット売り場などの看板が手書きなのも、味が出ています。
そしてここでチケットを確認します。
私はネット予約をしたので、電話番号を伝えて確認後入場しました！
若干怖いミニーちゃんもいました。
入るとすぐに日本の駄菓子屋さんのようなお店がありました。
本当に昔のお菓子がそのまま置いてあって、注意書きで「賞味期限が切れているので食べないでください」と書いてありました（笑）
教室
建物に入ると日本と同じような教室が。
5-1と書いてあるところも日本とほぼ同じですね！
こちらは韓国の昔の制服です。
ちなみに全州に行くと、写真の右から2番目にある豹柄のような服を着て街を歩いてるのを見ると思います。
これは昔の体操着だそうです！
すごい派手ですし、暑そうですよね。
商店・本屋
矢印に沿って進んでいきます。
こちらはおもちゃ屋さんなのですが、かなり古そうなのもあって、実際価値の高いものもあるんじゃないかなとも思ったり...
本屋さんは壁全体日本が並べてありました！
しかも手に取って見ることができるので、本好きにはたまらないかも。
当時の貴重な雑誌も飾られていました。
私はこういうものを見ると興奮してしまう系なので、写真撮りまくりました。
本の中の韓国語が今と少し違うことも多いので、その違いを探すのも面白いです！
外から2階へ
外に出て2階に向かいます。
ここは1960〜70年代、生きるのに必死だった世代の生活がコンセプト。
実際に家の庭（マダン）で野菜を育てたり、キムチを作ったりしていた時代です。
一般家庭
韓国の1970年代の一般家庭の様子です。
ここはキッチンでしょうか？！
障子が破れていてペラペラになっているところが、なかなかリアルでした。
全州乱場のオーナーさんはこういうのをどうやって集めてきたのか、すごい気になりました（笑）
これは昔のポスターです。
機関ごとスローガンのような言葉が書かれていました。
何がかかれているかよーく見ると、その時代について分かって面白かったです！
ミルキスのポスターもあります。
ミルキスが昔からどれだけ韓国人に愛されてきたか分かりますよね！
ミルキスの缶の色が赤色であれ？と思った方も多いと思います。
1989に発売された当時は赤色だったのですが、2003年から上の水色のデザインに変更されたようです。
赤色のミルキスはなんだかイメージが全然違いますね！
当時の娯楽の数々
カラオケ
残念ながら、ここはコロナウイルスの影響で閉まっていました(T T)
漫画喫茶
本当にたくさんの本が置かれていました。
時間のある方は手に取ってみても面白いと思います。
ビデオ屋さん
昔のビデオカセットや分厚いテレビなど、これは私が子供の頃にも使っていた記憶があります。
今の子供たちは見ても何か分からないんだろうなと思いながら、時の流れを感じました（笑）
全州乱場は子どもに歴史を教えるためにも活用できそうです！
ゲームセンター
なんと全州乱場の中にゲームセンターまでありました！
現在の韓国のゲームセンターには日本の機械も多いですが、ここにも日本のゲーム機が置いてありました。
ゴゴジャン（クラブ）
ゴゴジャンとは今で言うクラブのようなもので、音楽に合わせて踊る場所だったそうです。
学生が制服を着て踊っている絵がありました。
クラブとは違って年齢制限がなかったのでしょうか？
DJの席もありました！
DJのふり（笑）
懐かしグッズ
若干現代物が混じってる気がしますが、ランドセルがあったり、
昔の携帯ピッピがあったり、
昔の電話機などがありました！
ピッピや大きな携帯などは実物を見たことがなかったので面白かったです。
井戸体験
110年経った井戸で井戸体験ができるということで、やってみました！
すると水をくむのではなく、ペットボトルの水が上がってきました（笑）
軍隊
軍隊のグッズがたくさん置いてありました！
軍隊の雰囲気は昔も今もほとんど変わっていないみたいですね。
軍隊の前には駄菓子屋さんもあって、実際にお菓子を買うことができました！
買いたい方は現金必須です！！
汽車駅
汽車と汽車駅、そしてうどん屋さんがありました。
韓国語ができて韓国に来たことがある方は気づいたと思うのですが、このうどん屋さんの名前が「ヨクジョンウドン(역전우동)」で、これは現在ペク・ジョンウォンのうどん屋チェーンと同じ名前です！
元々これは「駅前うどん」という意味で、駅前で電車が出発する前に素早く食べれるうどん屋さんがとても多かったそうです。
全州乱場の写真スポットです！！
商店街
こちらも写真スポットの一つ。
まるで映画のセットの中に入ったかのような気持ちになります。
マッコリ屋さんや、
美容室まで。
美容室には定番の雑誌も置かれていました。
かなり進歩的な内容が多そうです。
娯楽室
最後には実際に遊べる娯楽室がありました。
卓球やバスケ、ダーツ、そしてなんとアーチェリー体験までありました！
初めてアーチェーリーをしてみましたが、とても難しく、手に力が必要だなと思いました。
数回やっただけで手が痛かったです（笑）
出口から出ると、私がいた全州乱場はとてもきれいな建物だったということに気づきました。
全州乱場を体験した感想
こんなに見るものが多い場所だとは思ってなかったので、驚きました。
見ても見ても終わらないと思うほど（笑）
なんと全部回るのに２時間程かかってしまいました。
見るだけじゃなくて実際に体験できて、とても楽しい経験でした！
まとめ
韓国地方「全州」の旅行でおすすめの「全州乱場」についてご紹介しました。
いかがだったでしょうか？
近代韓国の歴史が見れるとても貴重な博物館でしたね！
日本の近代と韓国の近代はかなり似ていますが、異なる部分もあるのでその違いを探してみるのも面白いかもしれません。
最近韓国で流行りのニュートロ写真を撮りに全州に行ってみてはいかがですか？
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— ヘリhaeri🌹韓国生活ブロガー (@baelee1010) 2021年5月25日
この前ツイートしたマンドゥの柴犬バージョンなんだけど、これが超人気で2週間待ちとかも全然あるんだそう🤭ムニムニしたり柴犬の顔変えて遊んでるみたい。
前のプチプチみたいのはどうしたの？と聞いたらそれはもう古いって...😂😂1ヶ月ごと流行り変わるって早すぎ💦 pic.twitter.com/NufzSmNipi
