こんにちは!
筆者のhaeri(@baelee1010)です。
韓国在住6年目。
マーケティングや日本語、韓国語講師をしている韓国フリーターです。
韓国でのリアルな生活、お得な節約情報をお届けしています。
韓国の家賃って実際どのくらいなのか、気になりませんか?
韓国も地域や物件の種類によって差がありますが、大体の相場は決まっています。
今回、私も韓国で新しく賃貸の契約をしてきました!
私が経験した韓国の家賃および賃貸契約までの流れを詳しくご紹介します。
- 韓国賃貸制度ーチョンセとウォルセとは
- 韓国の賃貸物件の種類
- 韓国で家を借りるまでの流れ
- チョンセの保証金は借りる!
- これで私もチョンセデビュー!
- まとめ:韓国の家賃と賃貸制度
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韓国賃貸制度ーチョンセとウォルセとは
韓国の賃貸制度には大きく分けて2つの方法があります。
チョンセ: 保証金を出し、契約終了後返還される契約方法
ウォルセ: 保証金と月々の家賃を払う契約方法
留学生や一人暮らしの人はウォルセで借りている人がほとんどです。
なぜならチョンセはまとまったお金がないと利用できないからです。
チョンセとウォルセは必要な金額がかなり異なるので、下記で分けてご説明します。
ウォルセの家賃について
ウォルセは日本で家を借りる制度とほとんど変わらないです。
ある程度の保証金(日本でいう敷金)を預けて入居し、毎月の家賃を払います。
そして退去する時に保証金が返ってくる制度です。
私は大学4年生の2学期に学校の寮を出てウォルセで家を借りました。
当時保証金 300万ウォン(約30万円)、家賃月 40万ウォン(約4万円)の契約でした!
家を借りる時に預けるお金が30万円って日本で考えると高いですよね(笑)
私は京畿道の富川という所に住んでいるため、この値段はソウルの物件と比べると安い方です。
実際、富川でもかなり安い方だったので、韓国で家を借りるにはある程度まとまったお金は必要になります。
ソウルでは大体保証金500万ウォン、家賃月50万~60万ウォンの物件が多いです。
チョンセの保証金について
韓国の独特な制度だと言われているチョンセ。
これが実はお得で最強の制度になります!
なぜかというと入居時に保証金さえ渡せば、2年間家賃無しで過ごすことができるからです。
つまりチョンセ契約をしたら月々の家賃はタダということです。
ここで保証金とは大体平均1億ウォン(約1,000万円)以上です。
しかも保証金は契約が終了すると、ウォルセと同じでほぼ全額返還されます。
「え?大家さん儲けゼロじゃん?なにそれ?」という声が聞こえてきそうですが...
このお金で大家さんは銀行預金や投資などをしてお金を稼ぐようです。
しかし最近は金利がかなり低くなってしまっているので、大家さんも安全にお金を稼ぐ方法が減り、チョンセで借りれる物件自体が減ってしまっています。
私が今回契約したチョンセの家はツールーム。
部屋が一直線になっている形です。
この賃貸の保証金は7,000万ウォン(約700万円)。
ツールームでこの保証金は安い方だと思います。(さすが京畿道、さすが富川。)
韓国の賃貸物件の種類
賃貸物件形態の種類
韓国の賃貸物件の内、一人暮らしや二人暮らしが住める物件だと、ビラとオフィステルの形態があります。
ビラは韓国の昔からの建物が多く、大体5階くらいまでの建物です。
オフィステルは最近できたような新しくきれいな建物が多く、ビルのように高い建物を指します。
韓国で一人暮らしができる物件にコシウォンもありますが、本当に狭く寝泊まりするだけの場所です。
場所によっても違うと思いますが、前私が見学したコシウォンはスーツケースを広げる空間もなく、においもあまり良くありませんでした。
数日間寝泊まりする分にはいいですが、何か月もそこで生活するのは難しいと感じました。(個人的な意見です)
アパートは日本でいうマンションに当たるのですが、大体は部屋が3つ以上ある広い家がほとんどです。
ただ最近は部屋数の少ない間取りのところも増え始めています。
間取りの種類
- ワンルーム
- 1.5ルーム
- ツールーム
大体一人暮らし~二人暮らしの人が借りる家の間取りは上記の通りです。
ワンルームは1つの部屋の中にすべてが揃っている間取りです。
私は最初ワンルームで二人暮らしでしたが、空間は十分でした。
1.5ルームはキッチンが部屋とは別になっている間取りのお家です。
一人暮らしで料理をたくさんする人には、この間取りが一番いいと思います。
以前ワンルームでキッチンも部屋の中にあった時は、料理後のにおいに悩まされました💦
ツールームは2LDKとほとんど同じです。
契約したツールームはキッチンのある部屋に玄関もあるので、リビングはありません。
しかしとても広く、二人暮らしでも一つの部屋は倉庫になっています(笑)
韓国で家を借りるまでの流れ
お家探しの方法は?
韓国でお家探しをするには、アプリやお家探しサイトで検索するか、実際に引っ越し先の地域の不動産に行って物件を探すことができます。
オンラインで探す
- 피터팬
- 직방
- 네이버 부동산
オンラインの不動産サイトで有名なサイト(アプリ)です。
私は今回アプリ(피터팬, 직방)で物件探しをしましたが、あまり希望の部屋は見つかりませんでした。
私はワンルームや1.5ルームを探していたのですが、チョンセは3LDKなど大きい家族用の家が多く物件自体がないのです。
不動産に直接行く
不動産に直接行ってみたのですが、やはりそんな物件は無いと言われるところもあり... あっても1つの不動産に1つずつという感じでした。
3つほど訪問した不動産の中で最後の最後に見たツールーム物件がコスパが良く、ほぼその時点で決定。
翌日に仮契約、その翌日に契約完了しました!!!
契約をこんなに急いだのは、元々チョンセの物件がかなり少ないのと、いい物件は本当にすぐ借りられてしまうからです。
本当はチョンセだと3ヶ月ほど前から探すみたいなのですが、1か月ほど前に探したのに1日目で気に入った部屋が見つかったのは運が良かったと思います。
韓国で賃貸契約時に気をつけること
韓国で賃貸契約する前の確認事項としてよく目にするものをまとめます。
- 一番上の階でないこと(夏は熱く冬は寒い)
- 風通しがいいか
- 太陽が入って来るか
- 契約するのが大家本人かどうか(他人だと保証金持って逃げられる恐れ)
- その物件に借金がたくさんないか(保証金返還されない恐れ)
忘れちゃいけない申請作業
絶対忘れちゃいけないのが引っ越した時の전입신고(転入申告)と확정일자(確定日時)。
この2つをしていないと、もしも大家さんが破綻して保証金が返せなくなった際に、最悪の場合には受け取れない場合もあります。
申請をすれば、もし破綻したとしても優先的に保証金を返してもらえます。
この手続きは引っ越し先の行政福祉センターで申請可能です。
チョンセの保証金は借りる!
上記でも述べた通り、チョンセはまとまったお金が必要です。
そのためほとんどの人は銀行などでお金を借りて保証金を支払います。
私もその一人です(笑)
ただ外国人にお金を貸し出す銀行は1つしかなく、利子もいい方ではないので彼氏に借りてもらいました!
保証金の約90%を借り、残りは自分たちで払います。
お金を借りることになりましたが、どっちにしろ契約が終われば全額戻って来るのでそのまま銀行に返せば終わり!
こちらからは利子だけを銀行に払うことになります。
利子はウォルセで家賃を払うよりも安いので、結局は今よりも大きい家に今よりも安く住める形になります。
また保証金を銀行から借りる場合、銀行でその物件が安全かしっかり確認してくれるので安心できるという点でもとてもいい制度だ思います。
これで私もチョンセデビュー!
韓国ではチョンセで家を契約することをめでたいこと(?)だと考えます。
なぜならある程度お金を貯めた証拠であり、またこれからお金をもっと貯めれるからです。
私もこれでチョンセの仲間入りです!
生活の質が少し上がったような気がします♪
いつかは韓国の大きくきれいなアパート団地に住みたいですね。
まとめ:韓国の家賃と賃貸制度
韓国でウォルセとチョンセを経験した私の実際の家賃と韓国の賃貸制度について詳しくご紹介しました。
いかがだったでしょうか?
これで韓国の大体の家賃の相場やどうやって契約するのかは分かっていただけたかと思います。
皆さんも自分に合ったお家を借りれるよう願っています!
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